令和6年度 高校修学旅行先変更と渡航費用補助について
私は、清水高校の修学旅行先を東京・長野方面からフェアヘイブン及びニューベットフォードへ変更することについて提案させていただきます。
この提案を考えた理由は2つあります。
1つ目は令和6年土佐清水市議会定例会 6月会議で、新谷議員から未来共創科についての質問があった際に、ジョン万次郎を核とした小中高一貫した取り組みをすると聞いております。
小学校では副読本や紙芝居を使ってジョン万次郎を知る。 中学校ではジョン万次郎の生き方について深く考え様々なことにチャレンジする。 高校ではジョン万次郎の生き方から自分の生き方を深く考え自分のキャリアに繋げる。とありますが、これから12年間の一貫教育をしていく中で中学校では今年度ジョン万次郎を深く知るために、 ジョン万次郎と縁がある沖縄県豊見城市に2年生が修学旅行に行ってきました。
豊見城市では、沖縄でのジョン万次郎についてや清水と豊見城の風習の違いなど、 多くのことを学んできたのだと思います。そして12年間の一貫教育の最後の3年間である、高校では実際にジョン万次郎が生活したフェアヘイヴンへ行くことで、自分の視野を広げるだけでなく、現地の高校生とお互いに調べたそれぞれの国から見たジョン万次郎を紹介し合ったりすることで、英語力やコミニュケーション力を上げることができると思ったからです。また、ジョン万次郎について中学校のときより深く知れ、 自分のキャリアにつなげることができると思ったからです。
2つ目は、高校生が実際に現地に赴きジョン万を広めることで、新たなジョン万ファンを増やし、ジョン万友好協会の著しい高齢化の解消の一助になると思うからです。 また令和6年度に完成する清水高校の新たな特色にもなると考えたからです。
そのために市から渡航費用の半額補助をお願いしたいと考えております。
そこで、市長にお聞きします。土佐清水市ふるさと元気寄附金または土佐清水市国際交流基金を使って渡航費用半額補助をお願いできませんか?
(回答)
清水中学校の修学旅行につきましては、今年度から、姉妹都市であります沖縄県豊見城市に、行き先を変更され、生徒1人あたり1万8千円程度、補助を行っております。
清水高校生のアメリカ姉妹都市交流につきましては、ジョン万のような国際人への第一歩として、また皆さんの見聞を広げられるきっかけにもつながる、大変重要な事業・取組であると認識しており、これまでも清水高校生の短期留学及びアメリカでのジョン万祭りへの参加費用に対し、補助を行っております。昨年は円安の影響により、 1人あたりの渡航費用が40万円を越え、1人あたりの補助は20万円を越える金額となりました。修学旅行は毎年実施されますので、もし仮に、渡航費用の半額を対象となる生徒全員に補助した場合、毎年約1,000万円程度の補助金が必要となります。
現在、国際交流基金の残高は、5,000万円でありますので、わずか5年で基金が底をつくこととなります。また、ふるさと元気寄附金につきましては、産業振興や環境保全、教育振興などの施策に幅広く活用させていただいており、今年度から実施している学校給食費無償化、昨年から実施している保育料完全無償化などにも活用しており、来年から制度を拡充する予定の奨学資金返還補助などにも活用したいと考えていることから、現時点では、修学旅行の渡航費用への半額補助の実施は、大変厳しく難しい状況であると考えております。
しかしながら、短期留学への補助は今後も実施してまいりますので、この短期留学の機会を最大限活かしていただくためにも、中学・高校で今以上に英語力を身に着けていただき、交流を行っていただきたいと思っております。
修学旅行への補助は難しいところですが、今後の短期留学にかかる渡航費用の助成につきましては、皆さんが英語力を身に着けていただくことを条件に、その頑張りに応じた支援を検討し、短期留学を今以上に充実させていきたいと考えております。

提言を実現に近づけるヒントや次の行動の例
◆短期留学を活かすための事前活動
①ジョン万次郎発信プロジェクトを始動する。
・地域や観光客向けに「ジョン万次郎紹介カード」や「観光マップ」を作成。
・QRコードを付けて簡単な英語メッセージ動画にリンクさせる。
・イベントや観光案内所に設置し、配布数や反応を記録
②オンライン交流の準備と運用
・フェアヘイブンやニューベッドフォードの高校や団体と、短時間交流を実施
・成果や課題を記録して、次の交流や短期留学準備に活かす。
・何度か繰り返す。
③地域のジョン万次郎関連のイベントへの参加
・全員参加型の体験を企画するなどして、能動的に参加。
・記録・編集してオンライン交流の種とする。
④成果の見える化
・交流回数、発信物の配布数、SNS反応などを数字で記録し、成果レポートにまとめる。
・「この活動を通じて留学準備が進んだ」「現地での交流に直結する」ことを示し、最終的な成果レポートにまとめ、短期留学生選考会でアピールする。
渡航後の活動が充実し、現地交流で成果を発揮できる。地域や後輩への還元につながる継続的な活動になる。なお、1~3は同時進行。

