土佐清水市では、英語圏への半年~1年間の長期留学を希望する清水高校生を対象に、最大1,000,000円の補助金を交付します。
世界を舞台に学び、挑戦し、自分の可能性を広げようとする生徒を全力で応援します!
(対象:清水高校在籍生徒/人数限定)
英語が苦手でも大丈夫!A1レベルから始めた私の留学体験(2週間の語学留学)
・学校で受けたベネッセのテストでは、一番下のC。
・英検(ギリギリ)4級程度。
・入学時のレベルチェックテストではCEFRのA1レベル。
・文法はあまり理解できておらず、単語も少ない。(to不定詞あたりからが壊滅的。)
・個人レッスン:45分 × 4コマ
・グループレッスン:45分 × 3コマ
※ 毎朝の単語テスト あり

1日目:グループに入る勇気
最初のグループレッスンでは、すでにできあがっているグループに入るのが少し不安でした。でも、興味をもって話を聞いてくれる先生に出会うと、不思議と「もっと話したい」と思えて、自然に言葉が出てきました。
そして何より、現地でできた友達と話す時間が楽しかったです。
2日目:会話の中で覚える英語
2日目は、朝の単語テストからスタート。覚えたはずの単語がすぐに出てこなくて苦戦しました。
オールイングリッシュの授業のため、説明聞いても分からないことが多く、心が折れそうになりました。
でも、授業の中で「説明が分からない!」という瞬間も、実際に話しながら少しずつ理解できるようになっていきました。会話の中で単語の並べ方や使い方を覚えられるのが新鮮。問題集を解くよりもずっと身につくし、何より楽しい。
また、個人レッスンの中では発音も意識して取り組めました。日本では恥ずかしくてついカタカナ英語でごまかしていたけれど、ここでは先生と二人きり。少しでも本来の英語の発音に近づけるよう、意識して会話することができました。
1週間たって感じた変化
1週間が経つころには、英語を聞き取ることにも少し慣れてきました。
単語テストは相変わらず苦手ですが、先生の話す英語が前より分かるようになったと感じました。というのも、一日中英語で聞いたり話したりするので、会話の中で実際の使われ方が分かってきます。よく出る単語や自然な表現も少しずつ身についてきました。
ニュアンスの違いにも気づけるようになりました。日本ではただ単語の意味を覚えるだけで分かったような気になっていましたが、“どう使われているか”といった、その言葉が使われるシチュエーションや裏にある思いまで考えることが大切なんだな、と感じるようになりました。
グループレッスンは、実践の場としてとても楽しかったです。同じくらいのレベルの人たちと一緒に学ぶので、難しすぎず、安心して参加できます。分からないところを教え合ったり、他の人の言い方を聞いて新しい表現を知ったりと、お互いに刺激を受けながら楽しく学べました。
この頃、ルームメイトに「寝言で英語を話してたよ」と言われて、自分でも驚きました。それだけ英語が日常の中に入り込んでいたのだと思います。
2週間後の気づきと成長
2週間目は、特に大きな変化を感じる時期でした。
個人レッスンで先生と2時間近くフリー会話が続き、自分でも「ここまで話せるようになったんだ」と実感できました。
最初の頃は緊張していた休み時間も、友達と一緒におしゃべりしたり写真を撮ったり、英語を使う時間が自然に増えています。英語が少しずつ「勉強」ではなく「生活の一部」になってきました。
そして、お別れの時が近づいたとき、思っていた以上に悲しくて泣いてしまいました。たった2週間でも、同じ時間を過ごした仲間たちが大切な存在になっていたのです。
帰りの飛行機の中、「できるなら1日目に戻りたい」――そう思うほど、濃くて忘れられない時間でした。
人との出会いが学びを変える
留学を通して感じたのは、英語は人とのつながりの中でこそ伸びるということです。
最初は不安でいっぱいだったけれど、話しかけてくれる友達や励ましてくれる先生のおかげで、「英語を話すって楽しい」と思えるようになりました。
柔軟なサポートにも感謝しています。自分に合った先生と学ぶことで、授業がどんどん楽しくなり、話す時間も自然と増えました。
文法や単語の勉強に加えて、「伝わる喜び」や「通じた瞬間のうれしさ」が、何よりもモチベーションになりました。それは学校の授業の中ではなかなか味わうことができない体験だと思います。
ここで得た経験と出会いは、これからもきっと、自分の中で生き続けていくと思います。
帰国して……
帰国してすぐに中間テストがありました。そこで、驚きの変化がありました。
これまではリスニングがうまく聞き取れず、雰囲気で答えを選んでいたこともあったのですが、今回は全ての内容がちゃんと頭に入ってきたのです。
そのおかげで、落ち着いて自信をもって答えを書くことができました。

