令和6年度 提言と回答(一部)

令和6年度 提言と回答(一部抜粋)

 こちらのページでは、各提言の要約のみ掲載しています。詳細なやりとり(提言全文・市からの回答)については、各リンク先のページをご覧ください。
 なお、リンク先ページ下部には次の提言づくりに役立つ視点や調査のヒントも記載しています。ぜひ参考にしていただき、内容をさらに深めていただければと思います。

観光業のデジタル化について

ジョン万次郎をテーマに、VRなどのデジタル技術を活用して土佐清水市の歴史や文化を体験できる仕組みを作り、観光振興につなげてはどうか。具体的には、ゴーグルを使わない体感型シアターや、キャラクターによる現地案内機能などを提案する。そこで、現在市が行っているVRやARなどの事例と、観光関連イベントにかけられる予算規模を知りたい。(詳細)

回答要約
観光業へのデジタル活用は今後積極的に検討したい。現在、市内でのVR・AR活用事例は、ジョン万次郎資料館のプロジェクションマッピング展示のみ。竜串ビジターセンターでの自然景観の360度VR映像化を計画中。イベント予算は各事業ごとに積算しており、観光商工関連のイベントは年間9件、総額985万円で、既に使途が決定している。

参加型草刈りで景観保全と交流を広げる提案について

道路沿いの枯れ木や草を刈り、海の景観を守りながら地域内外の人が参加できる活動を提案。作業に交流や学びの要素を加えることで観光促進や環境保全につなげる。伐採経験者や若者、ボランティアを募り、観光スポット付近で整備と再利用を進める。(詳細)

回答要約
市は毎年草刈りや伐採を実施し、地元団体も定期的に清掃活動を行っている。提案のように地域外の人を巻き込み、楽しみや学びを加える活動は有意義で、環境貢献があればさらに価値が高まると評価。安全管理や国立公園内の許可が課題だが参考にしたいとし、市内外から参加者を募る竜串桜浜海水浴場の清掃活動を紹介した。

ダイビング体験イベントの提案について

土佐清水の魅力を広く知ってもらうため、初心者でも参加可能なダイビング体験イベントを実施する案。所要時間を2時間・料金を約3,000円に設定し、SNSで全国に呼びかける。(詳細)

回答要約
市は自然を強みとし、SNSは効果的な発信手段として活用している事例を紹介。提案については、①2時間設定では準備・移動を含めダイビング時間が確保できるか疑問があり、3時間〜半日程度の設定を推奨、②ダイビングは参加ハードルが高く大量集客には不向きのため、初心者や経験者などターゲットを絞り「竜串の海を通じたコアなファンづくり」を目的にすると適合性が高いと指摘。

高校修学旅行先変更と渡航費用補助について

清水高校の修学旅行先をジョン万次郎ゆかりの米・フェアヘイブンとニューベッドフォードに変更し、市に渡航費用半額補助を求める提案。目的は、英語力を伸ばすことと、ジョン万ファンを増やし、友好協会の高齢化対策や高校の特色化につなげること。(詳細)

回答要約
修学旅行の半額補助は財政的に困難。毎年実施しようとすると基金が数年で枯渇し、寄附金も他施策に充当中。ただし、米国交流は重要と認識しており、短期留学への補助は継続。英語力向上を条件に、短期留学支援の充実を検討する意向。

中高生と都市部の若者をつなぐ移住体験ツアーの提案について

土佐清水市の魅力を全国に広めファンを増やすため、市内中高生と都市部の中高生が一緒に参加する新しい移住体験ツアーを提案。自然体験と職業体験を組み合わせ、交流を通じて双方が地域の魅力を発見できる場をつくりたいとしている。(詳細)

回答要約
市は、現行の「オーダーメイド移住体験ツアー」で移住者獲得実績があることを説明。一方で、過去に実施した親子向けツアーは参加者が少なく移住につながらなかった例もあると指摘。今回の中高生向け企画は斬新で、清水高校の地域みらい留学につながる可能性もあるため、課題はあるが検討するとした。

海洋保全を目指したプラごみ買い取り制度の新設について

海の保護・美化を進めるため、清水リサイクルセンターがプラごみを1kg100円で買い取り、市民が分別・回収に積極的に参加できる「プラごみリサイクル制度」を提案。(詳細)

回答要約
海洋プラスチックは生態系や産業に深刻な影響を及ぼし、世界的に対策が進む。来年にも製造業者に再生プラスチック利用を義務付ける法改正が見込まれる。市では毎年6月に一斉清掃を実施し、ボランティア活動も増加。適切なごみ処理の徹底が重要で、今後も啓発を続ける。

宗田ガツオを使った美容・健康商品の提案について

宗田節の豊富な栄養素を活かし、匂いの少ない美容パックやサプリへの加工を提案。健康・美容の両面から新たな特産品として発信する。(詳細)

回答要約
宗田節は鰹節と原魚が異なるが同等の効果があり、タウリンは宗田節が多い。過去に煮汁を使ったサプリ開発を試みたが諸々の課題があり中止。サプリ市場は競争激しく、現時点で市の開発計画はない。既存事例として「姫かつおスティック」を使った高タンパク食品「鰹 Bar for sports」がある。