宿泊型・多機能・多文化共生コミュニティ施設
みらいコミュニティ Tosashimizu base (通称「みらコミ」)
清水の未来を創造する拠点
土佐清水市の人口は昭和25年(1970年)をピークに減少し、31656名だった人口が、2025年2月現在には11491名になっています。このままでは土佐清水市が……。

そんな現状を打破し、清水の未来を創るためにうまれるのが「みらいコミュニティ Tosashimizu Base(通称『みらコミ』)」です。地域が力を失っていく理由の一つにコミュニティの衰退が挙げられるそうですが、「みらコミ」は、さまざまな結びつきを生み出すことができるような、まんが・アニメ図書館やeスポーツルーム、日本語教室、大学やスポーツ団体の合宿所、そしてジョン万留学生の宿舎などを兼ね備えた施設になります。
同じ目的や興味をもっている人も、そうではない人も、様々な人々が交流しあえる場所です。きっとたくさんの新たな出会いやつながりが生まれていくことでしょう。
ジョン万留学生宿舎
「みらコミ」の中には、ジョン万留学生のための宿舎を作ります。「みらコミ」を訪れる人々と交流をしたり、まんがやアニメを楽しんだり、eスポーツの腕を磨いたり、公営塾で勉強をしたり、少し疲れたら部屋に戻ってゆっくりしたり。
庭にはお遍路さんの休憩所も作る予定です。土佐清水市では外国人お遍路さんもたくさん歩いています。(筆者の体感では、歩き遍路をされている方の半分は海外の方のような気がします。)英語でコミュニケーションを取る機会にも恵まれるのではないでしょうか。
個室、4人部屋、5人部屋があり、大部屋であってもプライベートが保てるような作りになります。ひとりで時間を過ごすことが好きな方でも安心してくださいね。
宿舎の防犯面は大丈夫?
色んな人とかかわりが持てるのは魅力的な反面、防犯面が気になる方もいらっしゃるはず。でも大丈夫!
日中はNPOが、夜間は舎監が留学生の生活を見守ってくれます。
宿舎は「みらコミ」の2階部分となり、男女別に区切られています。玄関および宿舎の入り口はカードキーがないと通れません。さらに、個人のスペースも個別に施錠ができ、プライバシーの確保もバッチリ!
実はまだ未完成……
土佐清水市民の願いを乗せ生まれ出ようとしている「みらコミ」ですが、実はまだ完成していません。令和7年4月現在、お見せできるのは図面のみ。
土佐清水市教育委員会「ジョン万留学」のページやインスタにて最新の情報を発信していきますので、ぜひブックマーク・フォローをお願いします!イメージ動画も公開中。
「こんな施設になるといいなぁ」というご意見や「ここはどうなのかなぁ」といった質問などもお待ちしています。
「みらコミ」はどこにできる?
以布利・大岐という大海原に面した地域にあった幡陽(ばんよう)小学校が改修され「みらコミ」に生まれ変わります。
高知市内からは約2時間30分、雄大な太平洋を眺めながらのドライブは爽快の一言。
清水高等学校から2.7㎞、歩くと少し遠いかもしれませんが、無料でバスに乗ることもできますので、ご安心ください。


